臭わない&虫も発生しない!竹パウダーを使った生ごみコンポストをDIYしてみよう
生ゴミをぐんと減らすことができる「コンポスト」。エコを目指して生活に取り入れたいなと思いつつ「初期費用が多くかかる」「悪臭が出たらどうしよう」「ミミズのコンポストとかムリ・・」などの不安要素も多く、今まで挑戦していませんでした。ですが最近読んだ本で紹介されていた方法がとても良く、これなら私でもDIYで簡単にコンポストができそうです。臭いがなく簡単に挑戦できる生ごみコンポスト、その方法をメモがてらに紹介します。
生ごみコンポスト作りに必要なもの
臭わない生ごみコンポストを作るには、まず次の物を用意します。
- みかん箱などの丈夫な段ボール(もしくはプラスチックなど)
- スコップ(中をかき混ぜられるものなら何でも可)
- 竹パウダー(容量の1/2~1/3)
- 水や米のとぎ汁(1~2L)
- 虫除け用の布カバー
- 布カバーをおさえるゴム紐
●早速コンポストを始めよう
- 段ボールに竹パウダーを入れる
- 水やとぎ汁を入れて良く混ぜる(湿り気が出る程度)
- 生ゴミを入れてかき混ぜる(1日500~700gが目安)
- 布カバーをして風通しの良い所に置く
- 日々生ごみを投入して、その都度かき混ぜる
- 3~4ヶ月たったら生ごみの投入をストップ
- その後1~2ヶ月の間は、週に1度程度かき混ぜる
- 生ゴミ追肥の完成
●コンポスト作りのポイント
- 布カバーを古いTシャツなどでも自作ができます。虫が避けられて通気性があればOKです。布団カバーなどの不織布を使っている方もいます。毎日取り外しするので楽な方法で自作しましょう。
ダンボールコンポスター解説サイト「ココがツボ!」 鹿児島大学法文学部大前研究室(Tシャツでの作り方が参考になります)
- 容器の四隅に水分が溜まりやすいので、四隅をよくかき混ぜます。
- 臭いが出てきたらパワーが落ちている証拠。米ぬかや食用油を入れてコンポスト内の温度を高めてあげます。
- 土の表面に綿みたいな白カビが出ても大丈夫、そのまま混ぜちゃいます。
コンポストで臭いが出るのは微生物の分解力が落ちている状態です。水分が多かったりかき混ぜ不足が影響します。コンポストの温度を上げて微生物の活動を活発にすると、気になる臭いはほとんど出ません。布カバーをきちんとすれば虫もつきません。
竹パウダーの効果に感動している方が多い
特に竹パウダーの威力はすごいそう。今までコンポストで小ばえやひどい臭いに悩んでやめてしまったという方も、試行錯誤で竹パウダーにたどり着いてやっと納得する生ごみコンポストができたという声も多くあります。
これから涼しい季節に入り虫も少なくなる季節。生ごみコンポストをDIYするなら今がチャンスかもしれませんね。私もこの方法でのちのち挑戦するつもりです。生ごみが増えれば高い燃えるゴミ袋を買わなくて済みますから、節約&とってもエコですね。